menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

マネジメント

第41回 『アイデアキラーを葬れ』

社長の右腕をつくる 人と組織を動かす

企業の中で、新しいプランやプログラムが出来上がるためには、なるべく豊富なアイデアが必要である。

アイデアとプログラムという、2つの言葉。
前者は、何らかの目的を達成するために新しい実行手段や方法を考え出すことで、
後者は、目的を達成するために資源(人・モノ・カネ)を確保して必要な行為の順序を定めることをいう。

いずれにせよ、既成概念のワクからはみ出て一歩前進を続けるためには、
アイデア (思いつき・着想) の豊かさ (質と量) が決め手となる。

  “必ずいいアイデアが浮かんでくるはず…”

そうやって誰にでも創造性は備わっていると肯定的に捉え、
自己暗示をかけ、仕事への強い使命感を示すことによって創造性は高 まる。


しかし、せっかくのアイデアも、活かさなければ、社内の不活性化を保障するだけになってしまう。

    “会社の方針に反する” “社長が認めないだろう”
    “それは僕の責任ではない” “既に他社でやっていると思うよ”
    “ウチの会社じゃ無理だよ” “前に似たようなことやったけど”
    “いいアイデアだけど、先走りすぎ” “前例がない”
    “書面にして出してくれ” “もっと大事な点を見落としていないかい”
    “昔ながらのやり方だ” “新しさを感じないね”
    “社長に言ってみれば”…

これらの例はすべて、アイデアや創造性の芽を摘み取ってしまう言葉である。「アイデア・キラー」ってやつだ。
あなたの組織から、そして何より、あなた自身の心の辞書から、これらの言葉はキチンと消し去られているだろうか。
消されていないとすれば、そこからは、斬新なアイデアなど生まれるはずはない。



新  将命     

第40回 『本番に強い人』前のページ

第42回 『なぜ? 何と比べて?』次のページ

関連セミナー・商品

  1. 社長が知るべき「人間学と経営」セミナー収録

    音声・映像

    社長が知るべき「人間学と経営」セミナー収録

  2. 会社と社長個人の5大リスク対策セミナー収録

    音声・映像

    会社と社長個人の5大リスク対策セミナー収録

  3. ジャパネットたかた創業者「高田 明の経営法」セミナー収録

    音声・映像

    ジャパネットたかた創業者「高田 明の経営法」セミナー収録

関連記事

  1. 第81回 『同じ会社で、違う道を拓く』

  2. 第99回 『動機づけ4つの「ション」』

  3. 第33回 『ツキに恵まれる人、見放される人』

最新の経営コラム

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

  2. 第七十八話 展示会後のフォローで差をつける「工場見学の仕組みづくり」

  3. 第219話 少人数私募債の相続対策

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 税務・会計

    第30回 自己資本比率の高い会社は、有事でも銀行融資枠を早期に確保できていた
  2. 健康

    第96回 上諏訪温泉(長野県) 「諏訪大社」近くのパワースポット温泉
  3. 教養

    第3回 ブドウからワインを選ぶ:カベルネ・ソーヴィニヨン
  4. ブランド

    <事例―15 米国高級ホテル フェアモント・コプリー・プラザ・ホテル(B2C)>...
  5. マネジメント

    日本型組織の弱点(5) ウチ・ソト社会
keyboard_arrow_up