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健康

第25回「思考系脳番地の働きを整える自然との触れ合い」

リーダー脳の鍛え方

 
新しい年を迎え、どんなスタートを切ったでしょうか。
 
経営者は、仕事始め早々から、いろいろな人と会う、目標や計画を立てる、など複数の事をどんどん進めていく必要があります。
 
このコラムでは、仕事を別な視点でとらえてみたいとおもいます。
 
それは、「疲労対策」です。
仕事の年間計画を立てる一方で、疲労の蓄積も、年間予測してみてはいかがでしょうか。
 
リーダーの仕事に、疲労の蓄積は避けることはできません。ましてや、決算期が近づけば、その疲労はさらには強くなるでしょう。
 
そのために、疲れをためない対策を積極的にとることが、年間の目標達成のために大切な1つの要素だと考えられるのです。
 
疲労というと、身体的な疲労を想像する方もいるかもしれません。
勿論、身体的な疲労への対策も大切ではありますが、昨年、企業のストレスチェックが義務化されたように、精神面への疲労対策も不可欠です。
 
精神的な疲労は、自分が好んで得意とする仕事で脳力を使っている時は、それほど感じません。この時は、「身体は疲れるけど、楽しい」とうような疲労の出方の表現になるでしょう。
 
一方、いやいやながら苦手なことへ脳力を使う状況では、プレッシャーが強いだけでなく、打開策や方向性が見出せないために、精神的な疲労がたまりやすくなります。そのため、「身体は疲れてないのに、大変だ」という感情が芽生えてきやすくなります。
さらに、こうした状況が積み重なれば、軽い欝(うつ)症状が出てくることもあります。
 
この精神的な疲労とは、脳科学的には特に思考系脳番地の働きが鈍くなることと考えられます。こういった思考系脳番地の機能低下を引き起こし得る精神的疲労を予防する方法として、よく瞑想が取り上げられています。
 
他にも、「自然と触れ合う」ことも効果があるとされています。
報告によれば、1週間に一度以上(滞在時間30分以上)、屋外の緑地を訪れることによって、欝的に感じることが軽減されるとのことなのです。
 
 
そこで、トップに立つ人ができる今月の月刊脳番地トレーニングは、
「週に一度は緑地を訪れる」です。
 
朝の樹木の多い公園に散歩する、
神社のお参りに行きがてら参道を歩く、
屋久島などの緑の多い場所に旅行に行くなど、
「緑と触れ合う」ことをキーワードに据えることで、普段の生活の中に精神面のストレスを発散させる機会を生み出しやすいのではんないでしょうか。
 
是非、今月はこの脳トレを実行してみて下さい。
経営者と社員の脳の健康のために! 
 
 
 
 
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第24回「脳番地を使い分けて、文章のミスを減らす方法」前のページ

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