質問ほど我々の人生を左右するものはありません。
我々が日々選択しているもの、食事のメニューから大事なビジネスの決定まで全ては自分の頭の中で行っている
質問からスタートします。
それほど大切なものにも拘らず、殆どの人はこの質問内容に気付くことはありません。
専門家によると我々は1日に60000の質問をしているそうです。
"そんなにはしてないでしょ"と思ったかもしれませんが、それは"そんなにしているかな?"という質問をしたからです。
質問をする事自体には何の問題もありません。
問題は知らず知らずのうちに自分自身に質の低い質問をしてしまい、結果望んでもいないのに不愉快な気持ちに
なったり望んでもいないのに人に八つ当たりをしたり、ひどい言葉を言ったり、乏しい選択をしてしまったり、
もっとも最悪なのは大切なビジネスのチャンスを逃してしまったり、重大なミスをしてしまうことです。
誤った質問とは一体なんでしょう?
簡単に言えば、自分にプラスにならない質問、自分のためにならない質問です。
それらは答えの出しようがない質問、生産性のない答えが出る質問です。
例えば"なぜ、自分はダメなのか?""なぜ日本の政治は悪いのか?""なぜあいつは、いつもああなんだ?"
これらの質問をした結果、気持ちよく生産性のある解決法を導き出せる人などいません。
ではどうしたら良いのでしょう?(ちなみにこれは正しい質問です)それは、正しい質問をすることです。
"どうしたら自分は成長できるか?""どうしたらあいつを成長させられるか?""どうしたら日本の政治は良くなるのか?"
正しい質問は自分にやる気を出させます、そして自分にプラスになります。
以下の質問を真剣に考えてみて下さい。
"あなたの人生はなぜ不幸なのか?""あなたの人生はなぜ楽しいのか?"
この2つの質問のどちらをしたら自分がやる気になるでしょう?
あるいは自分が問題に直面した時、どちらの質問をした方が問題を早く解決できるでしょう?