「魅力ある電話応対とは」
◆「気の利いた電話番号の教え方」◆
新人シーズンの真っ只中です。
携帯電話の生活に慣れている若者は、ビジネス電話応対になると、急に苦手な仕事のひとつになります。
言葉遣いが変わることが苦手な要因のひとつです。例えば、友人との電話中に、
電話番号を、再度聞かれた時などでも、「えっ?さっき言った番号?えっと…○○○○だよ」のように
友達言葉や仲間言葉で答える事ができました。
ところが、社会人になりましたら、社会人としての言葉遣いができなければなりません。
同じ受け答えでも、「はい、さきほどの番号でございますね。
どの番号からおわかりになりませんでしたか?」と言ったように変わります。
さらに、気の利いた電話応対をするために、その時の相手の状況をつかむことも必要となります。
外出先からだったら、周りの雑音は、携帯電話だったら、電波の状況は、などなど…
先取りで、声かけをしてください。
そうして、「はい、先ほどの番号でございますね。
どの番号から、おわかりになりませんでしたか、失礼いたしました」と気配りのある言葉を入れるのです。
続けて「○○○○-○○○この続きは○になります。」と言ってから、
もう一度、「申しあげます。○○○○-○○○○になります」と伝えます。
その時に番号が例えば1414でしたら、
「イヨイヨ」と覚えていただけましたら、覚えやすいかと存じます」と伝えることも大事です。
数字は工夫しますと色々な読み方ができますので、自社の電話番号等も試してみてください。
教え方には、その人のすべてが出てしまいます。是非やさしさ、丁寧さ、親切さのフル回転をしてください。