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社長業

Vol.52 隆盛する企業の条件

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

先週、大阪でM社長(機械メーカー)に5年ぶりにお会いした。
 
高収益で地元でも有名な方である。
 
M社長が若い時に、信用調査会社を使って、倒産会社の共通の特徴を調べ「絶対に自分は同じ事をしないんだ!!」と誓ったそうである。
 
倒産会社の最大の共通項は「社長の出社時間がとにかく遅い」と。
 
M社長は誰よりも早く出社すると誓ったそうだ。
5年前にお会いした時、6時30分出社を守っていると言われていた。
 
そこで、今回改めてM社長に確かめてみると一言。
 
「もちろん、今でも6時30分に出社しているよ」
 
オーナー社長の姿勢一つで、会社は良くも悪くもなってしまう。良いことを決めても、ずっと実行し続ける力がもっと大切だ。
 
理屈では、所有と経営の分離は成り立つが、オーナーが本気で取り組んでいる会社にはかなわない。

 

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