「人財育成には任せる勇気がいる」
臥龍がある会社に、社長として経営再建に入ったときのこと。
37歳の課長を1年半で社長に抜擢した。
毎月、社員には自筆のメッセージを書いたが、彼にはこう書いたときがある。
「K.T.さま
11月の目標達成ありがとうございました。
これからは新規開拓に加え、事業開発も種々
加わってきますが、思い切ってやって下さい。
小さな失敗はOK、大きな失敗も1回はOK
です。その場合は臥龍が責任を取って辞任し
ます。とにかく思い切ってですね。
2021年12月8日
臥 龍」
社長になってから失敗してもらうと傷が大きい。
だからたくさんの意思決定とチャレンジをしておいて欲しかった。
「思い切ってやれ」と言っても、なかなか勇気がいるものだ。
だから文章にして渡した訳だ。
20代、30代にたくさんの意思決定、挑戦、失敗をさせておかないと、30代、40代でチームや部門を持たせれない。
Q.貴社では、若い従業員にバンバン、挑戦をさせていますか?
羽田より愛を込めて。臥龍