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第143回 AI活用時代

社長のメシの種 4.0

2024年は企業や個人が日常的に生成AIを活用する年になる

2023年は「ChatGPT」の登場により「生成AI」の年となり、2024年は企業や個人が日常的に生成AIを使う年になりそうだ。


大規模言語モデル(LLM)によるチャット(対話型)AIは、OpenAI社の「ChatGPT」の登場で一躍脚光を浴びた。

その後グーグルが「Bard(バード)」「Gemini(ジェミニ)」、メタが「Llama2(ラマ2)」、アンソロビックが「Claude(クロード)」などを出し、今後は競争が激化すると思われるが、これらの生成AIチャットに同じ質問を同時に投げかけるサービスも登場している。


これは「Chat Hub(チャットハブ)」というサービスで、ChromeブラウザでWebページを開いて、質問したいAIChatを選ぶと返答を得ることができる。

ChatGPT、Bard、Gemini、Bingに「2024年の株価予想」を聞いてみたところ、ChatGPTは「2024年のS&P 500の予測によると、平均的なターゲットは4,836ポイントで、これは約6.3%の上昇を示唆しています。」、Geminiは「S&P500:4,500~5,000ドル、ナスダック総合指数:1万6,000~1万8,000ドル、ダウ平均株価:3万7,000~4万ドル」、Bardは「2024年の株価予想は、専門家の間でも意見が分かれています。」とした上で「強気派は、日経平均株価が38,000円~40,000円程度まで上昇すると予想、弱気派は日経平均株価が35,000円~38,000円程度にとどまると予想」、Bingは「2024年の日本株相場について、複数の予想があります。」として「2024年末の予想をマネックス証券:3万8000円へ上昇、野村證券:3万8000円から4万2000円程度」とした。


ChatGPTは2022年11月30日の登場当初(GPT3.5)では2021年9月までの情報しか持っておらず、このような質問をしても答えてくれなかったが、今ではChatGPTを含めてリアルタイムのWeb検索も併用して回答してくれるようになっている。


今後は「ググる(Web検索)」の代わりに生成AIを利用する人が増えると考えられる。

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