「仕事のすすめ方」
◆仕事を円滑にすすめる「コミュニケーションのスキル」◆
違った角度から見る時間の使い方ですが、午前は事務的なことをこなす時間に使い、午後は人に会う(余談ですが、人の身体は午前より午後に副交感神経が優位になるそうです。気持ちがリラックスする午後にアポイントするとよいと言われています)設定にすると一日の流れがよいです。
午前だけで考えると、手をつけるのが何となく億劫なものからすませておくと気持ちが軽くなります。また、人には誰でも多少の得意・不得意があります。不得意な分野の仕事をこなす時間は、得意分野の仕事をこなすより多少所要時間がかかることも頭に入れて時間を組むと安全です。脳の疲れ具合も一律ではありません。その意味から、こなす予定の項目は、得意・不得意を織り交ぜるとよいでしょう。
最後に、隙間時間の使い方です。隙間時間そのものを一つのコマとして使うときは、次の予定に支障をきたさない、例えば事務的な電話連絡などを入れます。予定項目の進捗状況によって調整する時間としてあえて空けておくのもよいでしょうし、隙間時間を気分転換としての休憩にするのも脳がリラックスできます。休憩は仕事の流れにブレーキをかけてしまわない時間と回数にしましょう。
先日「プレミアムフライデ―」がありました。実践した会社の社員の方がニュースのインタビューに「金曜日の午後三時から退社できるように、月曜日から木曜日までの間に仕事を消化してきた」と答えていました。時間を意識するかしないかで仕事量さえ変わるという良い例と伺いました。一日二十四時間と言う決まった時間を、大げさな言い方をすると二十時間にしてしまうか三十時間に匹敵する使い方ができるかは、自分しだいです。
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