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社員教育・営業

第47話 成長課題 管理職の部下育成術(47)

“出来る”管理職の条件

あなたの会社の管理職は「計画改善を着実に促す」ことが出来ていますか?
 
業績・成果を上げ続ける“強い会社”を創るためには社員一人ひとりを『自ら考え行動し“より良い結果を出す”ことが出来る人』すなわち『自創の人(部門経営者)』に成長させ続ける必要があります。
 
『自創の人(部門経営者)』とは「自ら計画改善・行動改善が出来る人」でもあります。
 
会社や部門、そして一般社員(個人)に至るまで年間目標を掲げ、その年間目標を必達するために年間計画を立てます。
 
が、ひと月が経ち、実績が出た時点で計画通りの結果が出ているのであれば、まだしも計画通りの結果が出すことが出来ていないのに計画改善をしないことに疑問を抱きます。
 
例えば、年間1億2,000万円の年間売上目標を掲げたとしてその目標を達成するために毎月1,000万円の売上を上げる。との年間計画を立てたとしましょう。
 
ひと月目の実績として800万円の売上をあげた場合計画対比で△200万円です。
 
「この差額分を翌月以降のどの時点でどれだけ挽回するのか?」
 
「そもそもひと月目は800万円の売上を上げる実力であるのにふた月目も1,000万円上げるとの計画のままでよいのか?」
 
「また、毎月の売上を1,000万円上げるための見込み顧客(案件)づくりなどの販売計画も見直すべきでは?」
 
などと、管理職は自ら率いる組織の計画改善のみならず部下・後輩の計画改善を着実に促すことができるように成る必要があります。
 
「計画は目標必達のために改善すべきもの」なのです。
 
ただし、現時点までの計画としての出すべき結果と現状の出した結果、その差を明らかにしその差を出した要因(行動)分析を行い、真の反省として「次なる手立て」を明らかにしたうえで
 
『反省を計画改善に反映させる』ことが絶対条件となります。
 
各部門やグループ・課・係などの組織の計画を立てている管理職は、自ら率いる組織の現状を正確に把握し計画との差を部下や後輩に伝え、それぞれが自己反省をし組織の計画改善から個人の計画改善を促しお互いに行動を改善することができるように成ることが重要です。
 
自創経営による人財育成の仕組みでは社員一人ひとりが自らチャレンジシート・ランクUPノートを活用し年間目標を設定し、その目標を必達するための年間計画を立てその年間計画に基づき、月間目標を設定し月間計画を立てます。
 
同様に月間計画に基づき週間目標を設定し日時の行動計画へと順次掘り下げて仕事をする仕組みになっています。
 
そして、毎日、毎週、毎月の出した結果と各目標との差を正確にとらえ「次なる手立て」を明らかにしたうえで計画改善をすることを重要視しています。
 
「年間計画は毎月改善」
「月間計画は毎週改善」
「週間計画は毎日改善」
 
自創経営における人財とは「自らが計画を立て、チェックし改善し、その目標の達成に責任を持つ」ことができる人(部門経営者の定義)です。
 
率先して組織の計画を改善し部下・後輩に個人の計画改善を着実に促し最終的に個人と組織の年間目標を必達することができるにように成る 『管理職養成講座』は大好評でこの秋は第15期秋季コースが開講致します。
 
また、社員一人ひとりが部門経営者に成長するための「夢実現ランクアップキット」も大好評で増販状態です。
 
組織と個人の計画改善によって年間目標を必達することが出来る管理職の育成に全力を尽くしてまいります。

 

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