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健康

第29号 「正しいイメージ VS 間違ったイメージ 後半」

米国スポーツ・ビジネスに学ぶ心理学

さて前回に引き続きイメージの話です。

我々が日頃、無数に見ているイメージ映像とは何で、一体何処からくるのでしょうか?
それらは勝手に浮かんでくるのでなく、自分がどんな情報をインプット(意識、無意識を含め)したかで決まります。

例えば皆さんが毎朝見るニュース。
このニュースの中で皆さんが"目を覆いたくなるような残虐な犯罪"や"耳を塞ぎたくなるよな事件"などと
反応をしている時、これは確実に皆さんの頭の中で事件に対し何らかのイメージをした結果です。
自分ではそんなつもりがなくとも、結果的に自分の頭の中ではそれらが映像としてイメージされ前回のレモンの話と
同様に単なるイメージとして終るのでなく、体内でも反応を起こしているのです。

これが"ポジティブな話を聞きなさい、ポジティブな人と一緒にいなさい"と言われる所以なのです。

どう言う意味でしょう?

朝から何回も何回も前日に起きた世界の悲惨なニュースを見て、感じて、イメージさせられた結果、
やる気満々になる人などいません。
理由は分からないけど朝、突然モチベーションが下がり不安や威圧感を感じる、と証言する人がたくさんいます。
この原因の1つに無意識にネガティブ情報を入れている事が挙げられます。
繰り返しますが情報とは単なる情報でなく体の中、外で影響を及ぼすのです。

ニュースを見るべきでないと言っているではありませんが、この世では日々悲惨な事が起こっている一方で、
一生懸命人の命を救う為に働いたり、人の為に奮闘している人たちもたくさんいます。
しかしこれらの事は決してニュースにはなりません。自分が求めない限り聞くことは出来ません。

一方的に与えられたニュースでネガティブなイメージをさせられるではなく、積極的にポジティブなニュースを求め、
それらを自分の栄養とし正しいイメージを持つ方が遥かに自分にとってプラスになります。

イメージの力を理解しているからこそ残虐なシーンを含むゲームには子供に対し規制をかけるのですが、
この原理は大人も子供も同じです。

正しいイメージは自分にとてつもない力を与えてくれます。
反面間違ったイメージは自分の心も体も簡単に蝕む事が出来ます。

正しいイメージを持つ為には自分の栄養となる情報を求めてインプットする事です。

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