これから何回かは私が今現在アメリカで関わっている最大手不動産での成功する人と失敗する人のパターンを
データーにしたものをVs形式でご紹介したいと思います。
全く同じ看板、サポートシステム、社会からの信用度を得るにも関わらずビリオネラー(100億円)になっていく人達と
倒産していく人達の違いが一体何なのかをまとめたものです。
それらを日本風にアレンジしたものをご紹介します。
ゴールをデザインすること大切なものはありません。
この事を多くの人が理解をしているのですが、実際に何%の人達が実行しているでしょうか?
私があなたの目標は?と尋ねても"分からない、出来るだけ頑張りたい"という風に分からない、もしくは抽象的な
表現しかできない人が大勢います。
この現象の根源に我々は'望んではいけない'と子供の頃から教育されてきた結果、知らず知らずのうちに
考える事をやめてしまっているのです。
以前、私は日本でビジネスの金銭的な面では大成功を収めている個人経営の社長さんと話をする機会がありました。
"素晴らしい成功ですね、"と 私が言うと"そうでもありませんよ、他人は私を見ると羨ましがるが、
私は他人が思っている程、満足もしていなければ面白さも感じない"とコメントしていました。
この話は随分昔の話で、当時私はこの方が謙遜してこの様なコメントをした思っていました。
しかし、後に大勢の経営者の方々が実はこの様な事を感じている事を知りました。
一体なぜ、こんな事が起きるのか?
それは自分がゴールをデザインしなかった結果この様なことが起きてしまうのです。
自分のやっている事は成功しているのに満たされない。
なぜなら最初から自分が望んだものではないからなのです。
想像してみてください。自分が腹ペコペコ状態で食堂に入ったとしましょう。
本当はカツ丼を食べたいと思っていたのだが、メニューを見るとあまりにもたくさんの種類がありすぎ
結局、店のおまかせを頼んでしまった。
何がでてくるのかと楽しみにしていると、結局当店おまかせメニューとは冷麦だった。
腹ペコペコで死にそうな思いで入ったのに出てきたのは冷麦。
しかしお腹は空いているので、食べるしかなかった。
想像してみてください。腹ペコの時に冷麦でお腹を満たすことを。
しかも、その姿を他人が見て"いいですね"と言う。
でも本人はちっとも楽しくないし、満たされない。
当然なのです。なぜなら自分がもともと望んだメニューで無いからです。
自分は何が本当に欲しいのかを考える事は何よりも最重要リストになるべきと思います。
自分が選択しない事とは、何も選択しなかった事でなく、選択しない事を選択した事になります。
そして選択しない=誰かが選択したものを押し付けられるのです。
私がアメリカの活気に溢れるオフィスに行くと、必ずと言っていいほど個々の目標が様々なところに飾ってあります。
それらを日々確認する事によって、自分の夢を達成するまで何度でも読み返し、脳に登録しているのです。
次回は選択の理由の重要性についてお話します。