「魅力ある電話応対とは」
◆「電話診断を受ける効果」◆
_honbun電話診断は現場での社員個人個人の実力を測るということで、企業が大変多く実施する研修方法のひとつです。
基本的には診断される社員本人には全くわからない形で進めるものですが、
会社側があえて本人に前もって伝えておくケースもありますので二通りについてお話しいたします。
まず本人が全くわからない場合。
電話診断であるか、ないかに関わらず、仕事中に鳴る電話は一本一本、丁寧に応対いたしましょう。
受話器を取ったら条件反射のように、“笑顔”になりましょう。
笑顔が“笑顔”につながり、受話器の向こうの人に気持ちの良い声が届けられます。
第一声から丁寧で感謝の気持ちを持って応対すると、それに自分の気持ちが乗って最後まで感じの良い印象が続けられます。
仕事のプロである皆さんはいつも意識して応対いたしましょう。
次に電話診断の電話だとわかっている場合。
一番気をつけることは、気負ったり萎縮して実力以下の電話応対にしてしまわないことです。
人はどうしても見栄を張ってしまいますから、ありのままの自分のチェックをしてもらおうと思う姿勢が大切です。
いずれにしても電話診断は自分自身の応対レベルをさらによくするのが目的です。
また、自らの応対を第三者として聞くことができる貴重な機会です。
企業としても、一度切りではなく間隔を空けながら定期的に
電話診断をすることが社員ひとりひとりの成長を促すことができます。
ぜひ、御社でも社員教育に取り入れてみてください。
また、電話診断を受ける社員の方々は、自分の声や応対が録音されたテープを繰り返し聞いてみましょう。
テープを聴く際には、相手にとって聞きやすいスピードであるか、
自分の声の特長などを押さえて、よりよい応対を目指していきましょう。