「目的」を追う!「目標」はあくまで副産物!
昨日は、「第1回合同リーダー自燃塾OB研修会IN秋田」を開催し、10社20名のOB塾生が参加してくれた。
企業の枠を超え、以下の目的のために参集したいわば同志。
★秋田第二創業スローガン
「私が変われば、会社が変わる会社が変われば、秋田が変わる秋田が変われば、日本が変わる」
臥龍の「私が変われば」の目標として、参加塾生から10名の社長を誕生させるがあるが、確実に2名は見えてきた。
その中の一人のスピーチに感動した。
「社長になるのは目標でしかありません。目的は、従業員のお子様が入社したいような素敵な会社を創り、秋田を元気にする一助になることです」
改めて、役職は「目標」でしかない、その先にどういう「目的」を見据えているかが重要だということを痛感した。
一日研修の題材は、今年WBC(野球の国際大会)で優勝した「侍ジャパン」だった。
栗山英樹監督は、チームに対して「目的」と「目標」を明確に示した。
「目的」は、「夢や元気、勇気を与えるプレーをし、野球の楽しさ、素晴らしさを次世代に伝え、野球を発展させること」、「目標」が「世界一を目指す」だった。
まったく一緒だ。
ヘッドコーチ・白井一幸氏が栗山監督を一言で評すると、「信じて、任せて、感謝する」トップだった。
口で言うのは簡単だが、これを首尾一貫することは大変だ。
準決勝のメキシコ戦、不振にもがく村上宗隆選手を、「思い切っていけ」の一言で送り出す。
その期待に応えた村上選手の劇的サヨナラ打!
塾生たちから、一番感動したシーンと言われた場面だが、それは栗山監督の度量から生まれた。
「信じて、任せて、感謝する」、深い!
秋田より愛を込めて。臥龍