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- 第139回 『アイデア・キラー』
会社で使う言葉に、プランとプログラムというものがある。
プランとは、何らかの目的を達成するために、
新しい実行手段や方法を考え出すこと。で、
プログラムとは、目的を達成するために、
経営資源(人・物・金)を確保し、必要な行為の順番を定めること。をいう。
会社の中で、プランやプログラムができ上がる。
つまり、既成概念のワクからはみ出て、目的へと一歩前進を続けるためには、
豊富(質・量とも)なアイデア(思いつき・着想)が必要となる。
ところが、会社でお目にかかる言葉には、
このせっかくのアイデアを殺して職場を不活性にしてしまう言葉、というものもある。
そのいくつかを紹介してみよう。
「前例がないよ」
「社長が認めないだろう」
「会社のポリシーに反する」
「前に、誰かがやったよ」
「いいアイデアだけど、実行はムリ」
「何か重要な点を見逃しているよ」
「受け入れるやつなんか誰もいない」
「僕は責任を取らないからね」
「とにかく、書面にまとめて出してくれ」
「ちっとも新しさを感じない」
「時間も、カネもかかるでしょ」・・・・
あなたの職場から、あるいは、あなた自身の心の辞書からは、
これらの言葉は葬り去られているだろうか。