ロサンゼルスは
気候が良く、ユニバーサルや、ディズニーもあり
ビーチなど観光にはもってこいですが
(サンタモニカ)
(ディズニーランド)
その反面、財政が厳しいために
アメリカでも最悪の空港事情
道路の整備の悪さなど
気候以外住むには大変だなと思います。
(タクシーで空港に着いてから、出発ターミナルまで、渋滞で1時間かかった)
詳しくは、ビジネスサークルで、話していますが、
ロサンゼルスは
低所得者を守るために
生活保護に使用される予算が多く
財政が苦しく
公共に回っていないようです。
その結果
空港や道路の整備が追いつかず
道路はガタガタで
空港は、空港内の渋滞が激しいのと
空港のターミナル間が、バスや電車がなく
25分歩くということも。
実は、これは、ニューヨークも同じです。
その結果
ロサンゼルスは、毎日、201人が転出し
ニューヨークは、毎日277人が転出しているようです。
しかし、ロサンゼルスは気候が最高なので
観光客は多いです。
そして、素晴らしいレストランに出合いました。
サンタモニカのレストラン、DIALOGUE。
ここは衝撃的でした。
普通のフードコートの一角に
鍵のかかっている扉その奥に広がる
普通じゃ無いレストラン。
(テイクアウトのお店が並ぶ所)
(2階に上がると)
(ショッピングモールによくあるフードコート)
(その一角に、鍵付きの扉が)
(そこを、あらかじめ、送られてきた暗証番号を入力すると、中は別世界)
ここのあり方は、日本の飲食業も参考に出来る。
賃貸コストを抑え、場所が狭くとも
高級なレストランが出来る。
レストランでは、
かかる経費は
賃貸コストと
人件費です。
ここは、
メニューが、シグネチャー1つしかなく
それに、ワインペアリングをするかどうかです。
予約時にネットで先に決済をしないと予約できません。
つまり、
お店には
レジの場所もなければ
伝票書く手間も無し
これで、人件費節約です。
とにかくシンプルなのです。
場所を狭くできる工夫です。
そして、場所もものすごいカッコイイビルとかではないので
家賃も抑えることができます。
飲食店は
とにかくシンプルにし、
予約キャンセルがないようにすると
食材ロスも出なくなり、効率的なのです。
しかし、
それをするには、お客様が、
そこまでしても、行きたいと思わせる
味と演出がないとダメです。
逆に言うと、それがあると
遠くからも来てくれるのです。
ヨーロッパ視察で行ってきた
レストランは
人口120人というすごい田舎なのに
毎日、世界中からお客様が来て
予約で毎日満席なのです。
日本の地方も
飲食を盛り上げることができると
収益と、人を呼び込むことができるはずです。
なにせ、
ロサンゼルスのこのお店は
コースが235ドルに税金が26.44ドル
そして、ワインペアリングが、185ドルで
467.25ドルです。
ひとり約5万円なのです。
これなら、収益出ると思います。
B級グルメではなく
このお店にわざわざ飛行機を乗ってくるレストランを誘致する
これが、地方を活性化させる一つだと思います。
いいレストランがあると
イイ会社も誘致しやすいと思います。
ぜひ、地方の人は
付加価値とは何かを学んでほしいと思います。
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