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- 第150回 『40歳の老人と、80歳の若者』
『論語』では、
吾十有五にして学に志し
三十にして立ち
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順(したが)う
七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず
と述べられている。
だが、これは、平均寿命が50歳であった頃の話だ。
寿命(男性)が平均80.8歳にもなってしまった現代では、
人生も、「50年型」から「80年型」に変わらねばならないだろう。
80年型人生とは・・・
50歳にして志を立つ
60歳にして精励す
70歳にして成就す
80歳にして熄(や)む
となりそうだ。
したがって、19歳までは「子供」。20~44歳までが「若者」。
45~74歳が「壮年」。75歳以上が「老年」のカテゴリーに入る。
五十、六十 ハナタレ小僧、七十、八十 働き盛り、
九十になってお迎え来たら、百まで待てと追い返せ~♪
という唄(?)を聴いたことがある。
とはいえ、40歳の老人も80歳の若者も世間にはいる。
自分としては、3H(ひたむきさ、ハリ、変化)に加えて、
やはり身体を若く保つことを基本にしている。
たとえば、60歳の人を例にとると、
普段の手入れや心がけ次第によっては、
上下7歳の肉体年齢差が出てしまうそうである。
A man is as old as he thinks.
A woman is as old as she looks.
(男の年齢は気の持ち方次第、女の年齢は見かけ次第)
というアメリカンジョークがあるが、
少なくとも前半については大賛成である。
後半に関しては、女性の前では絶対に言わないよう、
肝に銘じているのである。