「脳を成長させるために欠かせないことは、“挑戦”すること」です。
しかし、本人にヤル気、欲求がなければ、「挑戦」することも現実化していかないでしょう。そこで、自分の「欲求」を見つめなおし、欲求を育成したり、欲求を鍛えるための著書『アタマがどんどん元気になる! ! もっと脳の強化書2 』(あさ出版)を出版しました。
私たちの日々の生活の背後を支えているもので、最も重要なことの一つが「欲求」です。
脳イメージングの科学者として人の「欲求を可視化する」技術もずっと探究してきました。ところが、脳の中を精密に分析しても、「欲求」を映像化して観ることはできません。
そこで、発想を換えて、脳の中にあるはずの「欲求を鍛える」視点から、欲求の実態に迫ってみました。
脳の強化書2には、以下のような脳トレーニングが紹介されています!
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・女性は立ち食いそばを食べ、男性はパフェを食べる
・音を消してテレビを観る
・黙ったまま、2人で観覧車に乗る
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いつもの行動と違うこと、また行動に条件を設けることで、自分の欲求に気づくことが出来るでしょう。是非、一度は体験してみてほしいです。
シリーズ1作目の「脳の強化書」は、日販、トーハンともに2014年、年間ビジネス書ランキング6位になりました。さらには、紀伊国屋書店の年間ベスト 経営部門 2位:丸善書店のビジネス書・自己啓発書 年間ランキング 2位:有隣堂チェーン年間ビジネス3位:明屋書店チェーン、年間ビジネス 3位 など、主要な書店でも好評をいただきました。
この1作目の「脳の強化書」では、新しい脳の見方として「脳番地論」を説明しながら、8種類の脳番地トレーニングを紹介しています。この脳番地論は、人間の脳が、個性的に番地ごとに成長する発見を背景にしています。
1909年 コルビニアン・ブロードマン博士が大脳皮質を52に区分して以来、脳の対する見方の100年ぶりの発見であり、すでに発明として認定されています(特許 4838845)。
2010年に発刊された脳の強化書が、4年後にベストセラーの仲間入りできたのは、多くの読者の優れた眼力に因るとことが大きいと思います。
脳番地トレーニングの成果は、MRI脳画像によって確認することができます。通常の脳ドックは、脳の血管異常や、小さな脳梗塞の有無を診断していますが、脳の成長は診断できません。著者のクリニックで行っている独自の「脳の強化ドック」では、特殊な処理を施した脳画像を使って、脳番地の成長や働いていな脳番地の診断が可能です。
会社の幹部の健康診断は、脳ドックでは不十分です。「脳の強化ドック」によって、会社のブレーンたちの長所、短所を、直接ブレーンから診断してほしいと思います。新しい脳の見方の発見としては、1909年 コルビニアン・ブロードマン博士が脳皮質を52に区分して以来、100年ぶりの脳が成長する「脳番地論」だと思います。
今月の月刊脳番地トレーニングは、「会社の「欲求」を再発見して育てる!」です。欲求を再発見する方法は、もっと脳の強化書2に詳しく述べられています。
会社の経営者の欲求が、法人の「欲求」と一致しているのか? 自分の会社が目指す本来の「欲求」は何だったのか?はたして、その欲求は、次世代に継承できるものなのか?会社のあるべき欲求をもう一度、再発見して、もっと育ててみましょう。
是非、このテーマで、今月を過ごしてみましょう。経営者の脳の健康のために!
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