「ボールが止まって見えるは、本当だった」
「願っているけど叶わないです」という声を聞くたび、「思っているだけじゃない」と、臥龍は聞き返す。
「思う」は流れていく。
心のホワイトボードにピン留めしたものを「願う」という。
一日3回、年に1000回、脳幹に焼き付けるように、同じものを読み込めば、心のホワイトボードにピン留めされる。
事例⇒ https://youtu.be/tMKF8xpUyF8
その上が「執念」、一点に執着し続けた想いを「念」といい、鍵を焼き切り扉を開くような奇跡を起こす。
臥龍は、「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治氏の言葉、「ボールが止まって見えた」を読んだとき、“そんなことあるか?”と思ったが、後日、自分自身が体感した。
25歳のとき、ビジネス手帳の販売で日本一になろうと思った。
ライバル企業は、日本能率協会の能率手帳だった。
自社のブルーダイヤリーという商品との徹底比較を行い、自社の強みをライバルの弱みにぶつけて、しのぎを削った。
ある日、歩道を歩く臥龍の横を小型トラックが通った。
スピードは時速30キロくらい。
臥龍の目に荷台の小型包みが一瞬映ったが、「能率手帳」という文字が見えた気がした。
直ぐ先の交差点で、トラックは赤信号で停まった。
ダッシュした臥龍、実際に能率手帳の荷姿を確認し、その納品先の住所や社名を必死にメモッた。
後日、営業を掛けたが、残念ながら取れなかった。
しかし、臥龍にとっては、鮮烈な印象を残した。
「ボールが止まって見える」は、本当だった。
そして、その後も5年に一度くらい、同様の「執念が生み出す奇跡」を見た、体感した。
Q.あなたは、経営や仕事において、どのような「執念」を燃やしていますか?
大阪より愛を込めて。臥龍