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仕事術

第18回「タブレット活用」

デジタルAVを味方に!新・仕事術

いま話題のダブレット端末。何にでも使えそうな半面、何に使えば良いか分からない・・・という方も多いようです。
そこで今回は、ダブレット端末の概要や選び方、具体的な用途例をご紹介します。タブレット端末を上手に使いこなして、仕事や余暇を充実させましょう。


タブレット端末とは?

タブレット端末とは、ノートパソコンとスマートフォンの中間的な情報端末と考えると良いでしょう。ノートパソコンに比べると小型軽量で携帯性に優れ、スマートフォンに比べると画面が大きくて視認性が高い点が人気です。

機能面では、WiFi(無線LAN)や携帯電話網に接続可能な無線通信機能を備え、アプリ(ソフト)をインストールして機能を追加したり、インターネットを通じて情報をやり取りできるのが基本です。

ブームの先駆けとなったのはApple社のiPadですが、最近ではiPadよりも更に小型のiPad miniや、Google社のNexus7などが注目されています。これらの小型タブレットは、7インチ程度の液晶画面を備え、手のひらに収まる”手頃感”がウケているようです。

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写真: Google社のNexus7。画面サイズは7インチで、手のひらに収まるサイズが人気。


■ タブレット端末の種類と選び方

ひと口に「ダブレット」と言っても、実は沢山の製品があります。ここでは、購入時に考慮すべきポイントと選び方をご紹介します。

1. 選び方(1)  OS(基本ソフト)

パソコンではWindowsやMacなどのOS(基本ソフト)があるように、タブレット端末にもいくつかのOSが存在します。代表的なのはApple社が独自に開発し、iPadで採用している「iOS」と、Apple社以外のメーカーが多く採用しているGoogle社の「Android」の2つです。

OSの違いは、利用できるアプリ(ソフト)の違いと言って良いでしょう。どちらも同じ、あるいは似たようなアプリをインストールできますが、業務用や特殊なアプリはどちらかのOSでしか利用できない可能性があります。どうしても使いたいアプリがある場合は、まずOSの対応状況を確認しましょう。

初心者でどちらにするか決められない方なら、iOS(=iPad)がお勧めです。アプリの入手先は、Apple社が運営する「iTunes Store」に限定されますが、公開されているアプリは、情報漏洩に繋がるコンピューターウィルスのチェックや、使い勝手がApple社の推奨している基本ルールに沿っているかなどの審査を経ており、一定の品質保証効果が得られます。

Androidを使用したタブレット端末はiOS(=iPad)に比べ、アプリのインストールについては自由度が大きい利点がありますが、その分、利用者各自がより注意をしなくてはなりません。

 

2. 画面サイズ

主流は7インチ~10インチ程度です。
選び方ですが、屋内での利用がメインなら、視認性の良い10インチが良いでしょう。画面の解像度にもよりますが、大きな画面なら、文字や映像も見易いものです。

屋外での利用がメインなら、7インチがお勧めです。小型軽量で携帯性に優れているのはもちろん、手のひらに収まるので、混雑した電車の中でも扱い易いはずです。
 

3. 携帯電話通信網対応

タブレット端末は、まず例外無くWiFiに対応しています。加えて、各社は殆どのモデルで、3GあるいはLTEといった携帯電話通信網が利用できるタイプを用意しています。

これらはWiFiのみに対応しているタイプに比べて少し高価ですが、通信会社のSIMカードを挿入すると、携帯電話と同様に、いつでもどこでもインターネット通信機能が利用できます。屋外を移動するような使い方、例えば地図アプリをナビゲーション代わりに使う場合などは、携帯電話網が使えると便利です。
 

■ 具体的な用途例

タブレット端末は何に使えるのか? 代表的な用途例を具体的にご紹介しましょう。

1. メール
Gmailに代表されるクラウド型メールサービスも、会社や個人で取得したドメインを利用するメール(POPメール)も、アプリをインストールすれば送受信が可能です。

出先では、ノートパソコンを開いて起動を待つ・・・という面倒無しにメールのやり取りが出来ますし、スマートフォンに比べると画面に表示される文字やキーボードが大きくて、タイピングし易いなどのメリットがあります。

2. SNS
FacebookやTwitterなど、SNS関連アプリの大半は無料で入手できます。パソコンに比べると起動時間が掛からないタブレットなら、いつでも気軽にチェックできます。しかもスマートフォンより文字も写真も大きくて見易いので、少し長時間の閲覧も苦にならないでしょう。


3. 電子書籍
タブレット端末は、電子書籍端末としても利用可能です。タブレット端末なら、複数の電子書籍アプリをいくつもインストールできます。言い換えると、Amazonが運営する「Kindleストア」、シャープが運営する「GARAPAGOS」、「Fujisanデジタル雑誌ストア」などをはじめ、多くの電子書籍配信サイトが利用できるので、書籍はもちろん、新聞、雑誌、マンガまで、幅広いコンテンツを入手できるメリットがあります。

電子書籍専用端末の中には、紙に印刷したかのような文字の読み易さ、バッテリー保ちの良さ、読書に特化して使い勝手の良さをアピールしている製品もありますが、タブレット端末は1台で他の用途にも使える多機能性がメリットで、電子書籍端末として兼用しているユーザーも少なくありません。

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写真: 左から単行本、7インチ画面のタブレット (Nexus7)、4インチ画面のスマホ(iPhone5)。7インチ画面のタブレットは、4インチ画面のスマホよりも、表示面積の点で単行本に近いイメージ。

 

4. テレビ視聴
対応した据え置き型のHDDレコーダーとアプリを使うと、レコーダーで録り貯めたテレビ番組をタブレット端末で視聴する事ができます。同一屋内なら、ダビングする手間なく、ストリーミングと呼ばれる転送機能が利用でき、タブレットが持ち運びできるテレビのように使えます。また、通勤の移動中など、屋外で番組を見たい場合は、録画番組を予めタブレットに転送(ダビング)しておく事で視聴可能になります。例えば、深夜の報道番組を朝の通勤時間にチェック・・・という使い方もでき、忙しいビジネスパーソンの情報収集ツールとして役立つでしょう。

 

さいごに
タブレット端末の用途はパソコンと同様に無限です。今後は、Windows系のOSを搭載した製品など、バリエーションもさらに豊富になる見込みで、画面サイズが7インチ前後の製品を中心にさらに普及し、ノートパソコンの多くを置き換える存在となりそうです。また、ハードウェアの面では、現在、少なくとも1日に1度は充電が必要なのが実情ですが、このバッテリー問題が解決されれば、さらに用途は広がりそうです。

タブレットの普及は疑いの余地がなく、誰もが避けては通れないでしょう。価格も2万円程度からとお手頃ですので、まずは購入し、触れてみてはいかがでしょうか?
鴻池賢三

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