menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

社長業

Vol.54 もっと高く売っても喜んでくれる「お客様」は必ずいる

作間信司の経営無形庵(けいえいむぎょうあん)

今、K社とA社の新商品販売の一番の基本となる、販売チャネル選びに頭を悩ませている。
 
体験済みの社長にとっては常識だが、ほぼ同じ製品を、用途を限定したり、商品コンセプトを変えたり、対象顧客を絞ったりすると「売価」が2倍にも、5倍にもなったりすることさえある。
 
今回の2社も、これまでの販売先にもっていくと、仕切りがさらに下がったり、新商品でも努力の割には高い粗利がとれなかったりする。ところが、まったく違う販売チャネルだと、既存の業界より回収(サイトや支払い方法)条件も好条件の場合が多い。
 
一番高く売れて、喜んでくれる販売チャネルを探すまで、もう少し時間はかかるが、楽しみな悩みである。
 
自社のコア技術、商品を少し変えて、新商品を作り直して、まったく違う販売方法やチャネル開拓にチャレンジして欲しい。ただし、ベテラン社員には任せないことだ。「この業界はこんなものだ・・・」という固定概念からなかなか抜け出せない。
 
最終的に狙う「エンドユーザー」の気持ちが一番わかる年齢層の社員と、業界常識を知らない外部スタッフをプロジェクトには迎えたいものだ。

 

Vol.53 「職務発明」への対応は出来てますか?前のページ

Vol.55 ダントツに売上を伸ばす、”女性セールス”の力次のページ

関連記事

  1. Vol.157 我社にしのびよる大企業病を撃退する

  2. Vol.19 まだ未着手であれば、自分の目と足で中国に触れてみること

  3. Vol.115 「売価アップ、粗利アップに挑戦する」

最新の経営コラム

  1. 朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳(2024年11月20日号)

  2. 第七十八話 展示会後のフォローで差をつける「工場見学の仕組みづくり」

  3. 第219話 少人数私募債の相続対策

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 戦略・戦術

    第37話 「有償解除って…」
  2. コミュニケーション

    第195回「パーティでは、早めに行って紹介係をしよう」 
  3. 税務・会計

    第27回 長らく無借金の会社は、銀行にとって狙い目です
  4. マネジメント

    第290回「ゆるブラック企業」に未来はない
  5. サービス

    48軒目 「今話題の食べログ4点以上の店はどうなのか?」
keyboard_arrow_up