menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

人事・労務

第10講 WILLとMUSTをCANに変える:配属に不満がある社員とどう関わるか

顧客・社員・社会から支持される「ウェルビーイング経営入門」

11 フィードバックを続ける

 MUSTの中にCANが増えていくと、安心が増して、できることも増えていきます。この状態になっても、フィードバックは欠かさずに行いましょう。上手くいってもうまくいかなくても、フィードバックは継続するのです。CANが増えると、それが当たり前のように感じてしまい、それはそれで本人の成長を止めることがあるからです。そして、MUSTから解放された先に、その役割の中で、本人にWILLが生まれてくるのを支援していきましょう。

 こうしたかかわりで、不満と不安が小さくなり、さらなる成長の意欲がもてるようになります。

 

12 WILL、MUSTをCANに変える関わりでウェルビーイング経営をさらに進める

 ウェルビーイング経営とは、創意工夫のもと、従業員が自身のWILLを実現し、同時にMUSTにも取り組んで、個人と組織が共に成長することでもあります。実際、従業員のWILLややる気が高まれば、組織全体の雰囲気や業績向上につながります。また、新しい視点が広がって、イノベーションが生まれる機運も高まります。もちろん、チャレンジすれば失敗もあるでしょうが、その失敗を次の価値につなげるという大きな視点や会社文化を育てることも大事なマネジメントです。

 経営者の皆様、従業員のWILLとMUSTをCANに変えていく意識や方法をぜひ取り入れて、ぜひ未来に向けて新しい歩みを進めてください。

1 2 3

4

第9講 JALがファーストクラスのコーヒーカップに障がい者アーティストのデザインを採用する理由 ―ウェルビーイング経営の戦略―前のページ

関連記事

  1. 第3講 いまさら聞けない「心理的安全性ってなに?」心理的安全性を高めてチームを活性化する具体的な工夫

  2. 第8講 多様性とウェルビーイングが価値を生み出す時代、組織力は〇〇力に比例する

  3. 第6講 「ウェルビーイング経営」とは社内のポジティブ感情を高めること

最新の経営コラム

  1. #2 一流の〈相談乗り力〉-相手になりきって聴く-

  2. 第49回 「お客様第一主義」の根本

  3. 第213回 少数株主からの買取請求を阻止せよ!

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. 製造業

    第210号 どっかーん!とスペースを見直しましょう
  2. 健康

    第49号 「不必要な怒りから身を守る術」
  3. 健康

    第82回 男鹿温泉郷(秋田県) 口から熱湯が噴き出す「なまはげの湯」
  4. 社長業

    《特別対談》「すしざんまい」喜代村 社長  木村清×日本経営合理化協会 牟田學
  5. キーワード

    第90回 今年の10ワード
keyboard_arrow_up