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マネジメント

第134回 外資系で『沈黙は禁』

社長の右腕をつくる 人と組織を動かす

 
小さな声で発言する消極的な10人(多数派)と、
大きな声で発言する積極的なひとり(少数派)が、
会議で対立したとしよう。
 
さて、どちらの意見が通るだろうか?
 
民主主義の原則を考えれば、10対1で、
小さい声で発言する10人の勝ちとなるが、
現実には必ずしもそうはならない。
 
最終的には大きな声で発言する1人が勝つことがしばしばある。
 
強く自己主張する人間には、
消極的な人間が束になってかかってもかなわない。
 
「自己主張の力学」が支配している外資系も同様で、
大きな声で自信たっぷりに自己主張する者が勝つ。
 
「察しの美学」など、まったく通用しないから、
そのつもりで意識を切り替えてほしい。
 
 
アメリカ系企業では、とくにこの傾向が強い。
アメリカがどういう国であるかを考えてみればわかる。
 
「アメリカは人種のるつぼ」と表現されるが、
これに対して、次のように異を唱える人もいる。
 
「るつぼ(メルティングポット)と言うと、
 いろいろな人種が混ざり合っているイメージがあるが、
 それは当たっていない。
  正しくは、「サラダボール」。トマトがあってレタスがあって、
 ピーマンがあってキュウリがある。それぞれは混ざり合うことなく、
 ひとつの皿に入っているだけだ。」
 
文化的にも宗教的にも、そして階級的にも違う世界中の人種が、
集まって一体となっているのがアメリカであり、
けっして、混ざり合う(メルトする)ことはない。
ということらしい。
 
だからこそ彼らは、サバイバルするために、強く自己主張するのである。
 
ほぼ同じ髪の色・同じ肌の色の人たちと、ひとつの島で
暮らしている日本人には理解しにくい精神構造かもしれないが、
彼らと一緒に仕事をする以上、彼らのスタイルに合わせていかなければ、
潰されてしまう。
 
なぜならば、「自己主張の力学」と「察しの美学」がケンカすれば、
「自己主張の力学」が勝つからだ。
 
 
彼らを相手に、「沈黙は禁」である。
会議では積極的に発言し、アイデアはどんどん提案しよう。
 
多少オーバーなジェスチャーを交えながら、どんどんしゃべる方がよい。
それが、プレゼンのスキルアップを図るための、第一歩である。
 

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