時間を効率よく使うために先ず考えるべきことは、「優先順位」である。
どの仕事・用件から片づけていくか、ということだ。
最もお粗末なのは、惰性で時間を過ごしてしまうことだ。
限られた資源を無駄遣いすることであり、
あとになって慌てるか、悔やむだけのことになる。
次にお粗末なのは、何ごとにも意欲的に取り組むのだが、
何でもかんでも手当たり次第に手をつけるというやり方である。
これでは、いくら頑張っても成果が上がらない。
気づいてみたら、最重要案件をとりこぼしていた・・・
ということにもなりかねない。
消耗するわりに、生産性が上がらないパターンだ。
趣味の世界でやるのはかまわないが、ビジネスの世界では、
結果としては無駄に時間を消費している人と、何ら変わらりなかったりする。
優先順位は、漠然と頭の中で考えるのではなく、紙に書くとよい。
例えば私は毎朝、通勤時間を利用してそれをしていた。
その日やるべきことを書き出し、処理すべき順に番号をふっていくのである。
通勤時間に終える、というのが大切なポイントだ。
会社に到着すれば、すぐさま一日の仕事が始まる。
忙しいときなど、もたもたしていると、優先度さえ考える間もなく、
ハッと気づけば一日が終わっていた、ということにもなりかねない。
あらかじめ優先順位を決めておけば、会社に到着した瞬間から、
落ち着いて仕事にとり掛かることができる。
また、あらかじめ「やるべきこと」を決めているから、
「どうでもよいこと」に先に時間を奪われることを防ぐことができる。
仕事は一日で完結できるものばかりではないから、優先順位も、
一日単位、一か月単位、一年単位…の三本立てで行くとよいだろう。
その日の優先順位は、会社に到着する前。
その月の優先順位は、その前の月末に考えておくとよい。
そして、その年にやるべきこと、あるいはやりたいことは、
正月休みに考えておくとよい。