紙資源の浪費は環境に悪影響
最近、中小企業においても、経営方針の項目の中にSDGs(持続可能な開発目標)を掲げる会社が増えています。
Z世代は、環境などの社会課題に対する関心が高く、会社の中でも問題意識を持って働いています。
会社の中で、紙資源を多く消費する部門の1つが経理部です。
経理部門は、日常業務や決算作業の過程において、多量に帳簿書類や帳票類を印刷します。
データは必要な時にパソコン画面に表示して確認できますので、保存してある紙の帳簿書類を見ることはなく、7年〜10年後に廃棄されます。
業務で使用しない紙を印刷するのは、明らかに資源のムダづかいです。
ある会社では、電帳法の改正に伴い20代のZ世代が中心となって、経理部でいままで紙で保存していた帳簿書類を電子化してデータで保管するように変更しました。
帳簿書類のペーパーレス化については、当初40代以上のベテラン社員が反対していましたが、経営方針に環境への配慮という大義名分が加えられたことにより、経理部門も紙資源の節約に貢献するように変わりました。
経営方針にSDGsは盛り込まれていますか?