menu

経営者のための最新情報

実務家・専門家
”声””文字”のコラムを毎週更新!

文字の大きさ

戦略・戦術

第17回 「継続企業は、どんな人でも活躍できる仕組みがある!?」

継続経営 百話百行

今、急激に、景気が回復していると、言われています。

経団連の発表では、夏のボーナスは8.8%増加だそうです。
そして今年の春闘。

労働組合の中央組織・連合によると、平均の賃上げ額は、定期昇給相当分を含め5,981円で、前年同時期の集計を1,056円上回り、賃上げ率は同0.36ポイント上回る2.08%となっているそうです。7月発表の最終集計も、1999年春闘(2.10%)以来、15年ぶりに2%台を回復する見通しのようです。賃金だけを見ると、景気上向きになっているようです。

景気が上向き始めたと仮定して、そのチャンスをつかめる会社と、そうでない会社は何が違うのでしょうか?
それは、私がテーマにしている「継続」のポイント「変われるか?」にあるようです。

もちろん、不易流行。
変わるところと、変わってはいけないところの両方が大事です。
 
しかし、変わらねばならないところは変えていく、これがすごく大切です。
 
家電メーカーも2013年度の業績は良いところが多いようです。
 
東芝さんは、
2013年度 連結業績における営業利益は、前年比47.0%増の2907億円。
2014年度には過去最高利益を達成させると発表しています。
 
シャープさんは、
3年ぶりの黒字転換し、2014年3月期は売上高が前期比18.1%増の2兆9271億円、
本業の儲けを示す営業利益は1085億円(前期は1462億円の赤字)
 
パナソニックさんは、
3期ぶりに黒字転換を果たし、2014年3月期の決算は、
売上高は前年比6%増の7兆7365億円、当期利益は1204億円。
と、回復の兆しが見えています。
 
その理由の1つが変われたことのようです。
 
家電メーカーの家電の売上げ比率は
 
2007年度で見ると
東芝 48%
シャープ 54%
の比率です。
 
家電メーカーですから半数は家電というのも、頷けます。(パナソニックは、データなし)
 
それが、最新決算2013年度では
 
東芝 20%
シャープ 36%
パナソニック 24%
 
と、極端に減少しています。

keizoku17no1.jpg
 
 
これが利益向上の理由の1つです。
 
変われるかどうかは、特に、変革期、時代の流れが変わるときこそ
必要のようです。
 
長く続く経営をするにはどうすると良いか?
それは、今回書かせていただいたように、「変わる」というのが条件と考えます。
 
では、何を変えていくと続く経営ができるのでしょうか?
 
続く経営の10箇条は
 ①打倒〇〇
 ②捨てる 新車.マニュアル 
 ③革新3 保守7
 ④当たり前のことを極限レベルで
 ⑤任せると放任
 ⑥すごいファンより敵を作らない
 ⑦高めるより一定(下がる前に!!)
 ⑧興奮より感動
 ⑨やることより、やらないことを決める
 ⑩経営とは3代先まで続くと考えないとやってられない
 
です。
 
そして、何より、トップのビジョンを具現化する、有能な側近が必要なようです。
パナソニックさんの松下幸之助氏に対する、高橋荒太郎氏
ホンダさんの、本田宗一郎氏に対する、藤沢武夫氏
 
良い企業には、パートナーとしての側近がいたのです。
 
続く経営のための側近学!
 
これを、日本経営合理化協会主催のセミナーでお話しさせていただきます。
よければ、入らしてください!!
↓↓↓↓↓
経営基礎力 養成講座 「取締役の側近学」セミナー(セミナーサイトへ)
 

 

第16回 「継続企業は、どんな人でも活躍できる仕組みがある!?」前のページ

第18回 「良い企業は「ファミリー」と「公私混同」がキーワード!?」次のページ

関連セミナー・商品

  1. 経営に活かす「リーダーの言葉」

    音声・映像

    経営に活かす「リーダーの言葉」

  2. 「リーダーの名言講話集」

    音声・映像

    「リーダーの名言講話集」

  3. 飛躍するASEANに未来を見るCD・ネット配信講座

    音声・映像

    飛躍するASEANに未来を見るCD・ネット配信講座

関連記事

  1. 第22回「中小企業の時代がやってきた!!中小企業が活躍する3つのポイント!!」

  2. 第33回「資本主義の現在、未来を学べる中東!? Part2」

  3. 第40回 「寄付つきビジネスが盛ん!?」

最新の経営コラム

  1. 第139回 定年後の再雇用と同一労働同一賃金

  2. 第167回 2025年のAI

  3. 国のかたち、組織のかたち(26) 民意のありか

ランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

新着情報メール

日本経営合理化協会では経営コラムや教材の最新情報をいち早くお届けするメールマガジンを発信しております。ご希望の方は下記よりご登録下さい。

emailメールマガジン登録する

新着情報

  1. キーワード

    第59回 リモート美術鑑賞
  2. キーワード

    第131回 24時間書店
  3. マネジメント

    第48回 「繰り返し売る仕組み」事例
  4. 税務・会計

    第7号 創業時は個人より会社が優先
  5. 戦略・戦術

    第60話 「『稼ぐ組織』にするには何が一番重要か・・」
keyboard_arrow_up