今、急激に、景気が回復していると、言われています。
経団連の発表では、夏のボーナスは8.8%増加だそうです。
そして今年の春闘。
労働組合の中央組織・連合によると、平均の賃上げ額は、定期昇給相当分を含め5,981円で、前年同時期の集計を1,056円上回り、賃上げ率は同0.36ポイント上回る2.08%となっているそうです。7月発表の最終集計も、1999年春闘(2.10%)以来、15年ぶりに2%台を回復する見通しのようです。賃金だけを見ると、景気上向きになっているようです。
景気が上向き始めたと仮定して、そのチャンスをつかめる会社と、そうでない会社は何が違うのでしょうか?
それは、私がテーマにしている「継続」のポイント「変われるか?」にあるようです。
もちろん、不易流行。
変わるところと、変わってはいけないところの両方が大事です。
しかし、変わらねばならないところは変えていく、これがすごく大切です。
家電メーカーも2013年度の業績は良いところが多いようです。
東芝さんは、
2013年度 連結業績における営業利益は、前年比47.0%増の2907億円。
2014年度には過去最高利益を達成させると発表しています。
シャープさんは、
3年ぶりの黒字転換し、2014年3月期は売上高が前期比18.1%増の2兆9271億円、
本業の儲けを示す営業利益は1085億円(前期は1462億円の赤字)
パナソニックさんは、
3期ぶりに黒字転換を果たし、2014年3月期の決算は、
売上高は前年比6%増の7兆7365億円、当期利益は1204億円。
と、回復の兆しが見えています。
その理由の1つが変われたことのようです。
家電メーカーの家電の売上げ比率は
2007年度で見ると
東芝 48%
シャープ 54%
の比率です。
家電メーカーですから半数は家電というのも、頷けます。(パナソニックは、データなし)
それが、最新決算2013年度では
東芝 20%
シャープ 36%
パナソニック 24%
と、極端に減少しています。
これが利益向上の理由の1つです。
変われるかどうかは、特に、変革期、時代の流れが変わるときこそ
必要のようです。
長く続く経営をするにはどうすると良いか?
それは、今回書かせていただいたように、「変わる」というのが条件と考えます。
では、何を変えていくと続く経営ができるのでしょうか?
続く経営の10箇条は
①打倒〇〇
②捨てる 新車.マニュアル
③革新3 保守7
④当たり前のことを極限レベルで
⑤任せると放任
⑥すごいファンより敵を作らない
⑦高めるより一定(下がる前に!!)
⑧興奮より感動
⑨やることより、やらないことを決める
⑩経営とは3代先まで続くと考えないとやってられない
です。
そして、何より、トップのビジョンを具現化する、有能な側近が必要なようです。
パナソニックさんの松下幸之助氏に対する、高橋荒太郎氏
ホンダさんの、本田宗一郎氏に対する、藤沢武夫氏
良い企業には、パートナーとしての側近がいたのです。
続く経営のための側近学!
これを、日本経営合理化協会主催のセミナーでお話しさせていただきます。
よければ、入らしてください!!
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