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戦略・戦術

第六十一話 藤井聡太プロと対局の数から学ぶ、人を増やさず営業活動を増やす方法とは

中小企業の「1位づくり」戦略

対局数の多さが勝利の秘訣

対局数が多いことにはいくつかの利点があります。

まず第一に、多くの対局を通じて様々な相手との対局経験を積むことができます。これにより、異なるプレースタイルや戦術に対する理解が深まります。

 

また、対局中に発生するさまざまな局面や状況に対して冷静な判断力を養うこともできます。

 

さらに、多くの対局を経験することでプレッシャーに慣れることもできます。将棋の対局は時間制限があり、緊張感が伴います。数多くの対局を通じてプレッシャーに対する抵抗力を培うことができれば、本番の対局でも冷静な思考を保つことができますね。

 

多くの対局を行うことで、自身の弱点や改善点を見つける機会も増えます。敗北から学び、次の対局で改善を図ることができるのです。

 

対局数の増加は、将棋だけでなく他の分野でも応用可能な法則です。努力と継続的な挑戦を通じて、量を増やし質を高めることで、成功への道を切り拓くことができるのです。

 

経営における量とは、お客さまづくりの「営業活動」であり、質とは「内部活動と管理」のことをいいます。つまり会社の稼ぐ力は営業力7分で管理3分で決まります。

しかし、これまでに多くの中小企業の取り組み事例を集め分析すると、お客さまとの接点時間は30%以下の場合が少なくありません。

 

お客さまとの接点が不足している原因には、以下の要素があります。

 

・営業エリアが広くなりすぎて移動時間が増えていること。

・効果的な営業の仕組みがなく場当たり的になっていること。

・デジタルマーケティングの活用において知識が不足していること。

 

経営資源に限りがある小さな会社で営業活動を増やすには、社長も職人さんも事務員さんも、みんなでお客さまづくり参加し取り組むことが大事だと考えています。そのためには、社長は1位づくり戦略にそって、社員みんなが協力し、具体的な営業活動の仕組みが求められるのですね。

 

※引用元

将棋情報局 ドキュメント・藤井聡太四段 ―史上最年少棋士はいかにして生まれたか―
https://book.mynavi.jp/shogi/detail/id=66116

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