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戦略・戦術

第162号 通販利用が高まる、出産の内祝い

社長のための“儲かる通販”戦略視点

 近年、ベビー用品や出産の内祝い専用の通販サイトが増加している。元々ネットショッピングは、妊娠・出産、育児中の母親にとって親和性が高く、また日常的にネット通販を利用する世代であるため、今後もこの市場は、活発化することが予想されている。
 
 少子化の時代、ひとりの子供にかけるお金は年々増えており、出産の内祝いについても、少々値段が高くても、高級感やデザイン性に優れたものを購入する傾向が見られる。
 
 とくに、親戚や目上の人に贈る内祝いは、認知度が高いブランドの利用が多い。
 
 たとえば、ベネッセが運営する通販サイト内の「たまひよの内祝」ページでは、1 千品の商品を扱う他、高島屋の通販サイトの人気商品も販売。高島屋の顔であるバラの包装紙で届けることができる。
 
 リクルートと三越伊勢丹のコラボレーションサイト「赤すぐ内祝い」も同様のサービスを行なっており、ブランドを認知させる包装紙も、商品価値を高める重要な要素となっている。
 
 また商品選びの傾向として、定番商品でなくパーソナルな特注商品を贈る人も多い。子供の名前を入れた菓子やお茶、タオル、食器などが人気で、変わったところでは、出産時の体重と同じグラムのお米を「赤ちゃん体重米」として、ネット販売するお米専門店が増えている。米袋に名前・写真・体重・生年月日を入れることができ、出産や名前の報告と共に、お米で“疑似抱っこ”してもらうという演出付きである。
 
 「生涯でひとり子供を産む」時代が続く日本では、出産・育児は人生において特別な機会であり、ネット通販に慣れ親しんだ若い女性が、財布の紐を緩める有望市場と言えるだろう。

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