「悔いなし一日へ、意思決定をして断行」
人生は、意思決定の連続。
Q.人は、1日に何回くらい意思決定の機会があるものか?
今日の夕方、秋田から東京に帰京。
当初、秋田空港から羽田へ飛ぶ予定だったが、台風進路から見て、欠航になる可能性を感じ、昨日のうちにキャンセル。
また欠航のときは、多くの方々が新幹線に切り替えるかもしれないので、昨夜のうちにJR駅に行って、大曲から東京への最終の新幹線指定席を購入。
17:00からの仕事が終わり次第、空席があれば乗車変更をして帰京開始。
そのときは、大幅遅れや最悪は車内泊りの可能性も考え、飲食物を多めに購入して乗車する。
人は、1日に最大で3万5,000回の決断を下している。
(ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究)
食べるものや食べる場所といった食事関係だけでも、1日に2,267回の決断をしている。
(コーネル大学のジェフェリー・ソバル教授らの調査)
何回かという議論は別として、実に多い。
日ごろから漫然漠然と意思決定するのではなく、瞬間瞬時、自分なりの根拠を持って「決めていく」。
この習慣の積み重ねが、ここ一番というときにも、意思決定から逃げない、自分なりの確信をもって、意思決定することができる。
昨日の顧問先での研修は、本当に難しい設定だった。
6SSベンチマーキングを受け入れ、85.9点という高得点を受ける。
見学者からは、賞賛の嵐。
その後の臥龍研修にも、ベンチマーキングにこられた20名弱の方々が見学同席。
本当は当たり障りのない研修もできるが、今、この顧問先には「厳しい現状認識・真因把握・真因対策」をしていただかないと、半年後にはとんでもない事態になることは、臥龍にだけは見えている。
一日も先延ばしができない緊急事態、自分にしか見えない「黄信号」。
勿論、社長と役員には、その趣旨は根回ししていたが、賞賛の嵐の後に、この顧問先にとっては、大きな恥をさらす研修となる。
意思決定をして断行。
結果、顧問先のクルーの方々も、内心はまずいなあと思っていたことが、次々と吐露され、「変わろう!」という結論になった。
全神経をつぎ込んだ研修だったが、「我が人生に悔いなし」の一日となった。
追伸:秋田は同志船団を組んでいるので、社外の方々とはいえ、まるで同じ社内のような雰囲気。
これだから良いところも悪いところも、率直に公開できる。
稀な舞台ができたものだ。
秋田より愛を込めて。臥龍