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「人を大切にする経営の原点とは?」(角田識之の社長学2.0 9月13日号)

朝礼・会議での「社長の3分間スピーチ」ネタ帳

「悔いなし一日へ、意思決定をして断行」

人生は、意思決定の連続。

Q.人は、1日に何回くらい意思決定の機会があるものか?

今日の夕方、秋田から東京に帰京。

当初、秋田空港から羽田へ飛ぶ予定だったが、台風進路から見て、欠航になる可能性を感じ、昨日のうちにキャンセル。

また欠航のときは、多くの方々が新幹線に切り替えるかもしれないので、昨夜のうちにJR駅に行って、大曲から東京への最終の新幹線指定席を購入。

17:00からの仕事が終わり次第、空席があれば乗車変更をして帰京開始。

そのときは、大幅遅れや最悪は車内泊りの可能性も考え、飲食物を多めに購入して乗車する。

人は、1日に最大で3万5,000回の決断を下している。
(ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究)

食べるものや食べる場所といった食事関係だけでも、1日に2,267回の決断をしている。
(コーネル大学のジェフェリー・ソバル教授らの調査)

何回かという議論は別として、実に多い。

日ごろから漫然漠然と意思決定するのではなく、瞬間瞬時、自分なりの根拠を持って「決めていく」。

この習慣の積み重ねが、ここ一番というときにも、意思決定から逃げない、自分なりの確信をもって、意思決定することができる。

昨日の顧問先での研修は、本当に難しい設定だった。

6SSベンチマーキングを受け入れ、85.9点という高得点を受ける。

見学者からは、賞賛の嵐。

その後の臥龍研修にも、ベンチマーキングにこられた20名弱の方々が見学同席。

本当は当たり障りのない研修もできるが、今、この顧問先には「厳しい現状認識・真因把握・真因対策」をしていただかないと、半年後にはとんでもない事態になることは、臥龍にだけは見えている。

一日も先延ばしができない緊急事態、自分にしか見えない「黄信号」。

勿論、社長と役員には、その趣旨は根回ししていたが、賞賛の嵐の後に、この顧問先にとっては、大きな恥をさらす研修となる。

意思決定をして断行。

結果、顧問先のクルーの方々も、内心はまずいなあと思っていたことが、次々と吐露され、「変わろう!」という結論になった。

全神経をつぎ込んだ研修だったが、「我が人生に悔いなし」の一日となった。

追伸:秋田は同志船団を組んでいるので、社外の方々とはいえ、まるで同じ社内のような雰囲気。

これだから良いところも悪いところも、率直に公開できる。

稀な舞台ができたものだ。

秋田より愛を込めて。臥龍

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