労働者の人口が減少し
少ない人数で、今までと同じ成果を
上げないといけなくなる日本。
そうなると、効率を上げていかないと
いけなくなります。
効率を上げるには
チームワークを高めることが
ポイントになっていくのではないでしょうか?
人材競争力ランキングの推移で
日本は年々下がってきています。
2013年 27位
2014年 24位
2015年 26位
2016年 31位
2017年 31位
2018年 29位
2019年 35位
2020年 38位
2021年 39位
1位 オーストラリア
2位 スイス
3位 スウェーデン
25位日本
日本は、高度外国人から選ばれない国になってきています。
では、それで良いのでしょうか?
一人一人の能力を足し合わせて
全体の能力になるのでなく、
そこに、チームワークがあるかないかで
チーム全体の能力が高まることは
いろいろな場面で分かってきています。
日本は、人口も減り
一人一人の能力も低下してきているなら
なおさら、チームワーク能力をあげるのが良いのではないでしょうか?
「オールスター級の選手をそろえてもタイトルはものにできない。
大事なのは良い選手がそろっているかどうかではなく、
選手がチームの連帯感をわかっているかである。」
とあります、まさに企業組織もその通りであり、チームに連帯感がある方が
組織の結果が良くなります。
チャンピオンチームに共通する7C
(1)共通目標(Common Goal)最終到達点を共有できる
(2)コミットメント(Commitment)決意を持って取り組める
(3)特別な役割(Complementary Rules)足りないところを誰かが補う
(4)明瞭なコミュニケーション(Clear Communication) 透明性のある意思疎通
(5)前向きな対立(Constructive Conflict)建設的に対立を収束させる
(6)選手の結束(Cohesion)お互いにリスペクトしながらまとまる
(7)信頼されるコーチング(Credible Coaching) 最後はコーチに委ねる
ある調査結果では、下記のようになっています。
コロナ前と比べて社員の能力やチームワークが
事業に影響を与えると感じるか?
7割の人が肯定
5年前と比べてチームワークがどう変化したか?
40% 「変化してない」
チームワークを高めるために、十分な教育を行っているか?
「まったく行えていない」 9.0%
「あまり行えていない」 35.1%
チームワークは必要だと感じている人が多いが
できている組織は少ない結果になっています。
だから、日本はチームワークが必要では?
日本は人口減少している
→採用できるより辞めない会社作りが先
高度人材が居ない
→優秀な人より、チームワークの良い方が戦績が良い
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