今年のゴールデンウィークは、5月1日、2日を休めば9連休になるため海外旅行に出かけた人も多く、最終日の5月7日は1日に5万人が帰国したし、6日は高速道路が20km前後渋滞したが、東京駅も連日混雑していた。
その東京駅に東京土産として注目される店が、2店オープンし、連日売り切れとなっている。
■プレスバターサンド
4月27日(木)に東京駅丸の内南口構内にオープンした「プレスバターサンド」は、店舗横の工房で焼いたクッキーに、北海道産のフレッシュバターを使ったバタークリームとバターキャラメルをさみこんだバターサンド専門店だ。
ここを運営している「BAKE」は、8割の人が「好き」と思える「8割主義」お菓子のジャンルで、1ブランド1商品に特化した「ザクザク」「ベイク・チーズ・タルト」「RINGO(カスタードアップルパイ)」などの専門店を出してきたが、今回「プレスバターサンド」で初めて「お土産」に挑戦、大量生産ではなく少量生産で丁寧に作ることにこだわった。
東京駅の店では、お土産用のパッケージ入りとすぐに食べる人用の焼きたて(一人4個まで、150円)の2種類が販売されている。
30〜40分前に配られる整理券を受取し、販売時間に店頭で購入するスタイルなので、行列に並んで待つ必要もない。
■ニューヨークパーフェクトチーズ(NEWYORK PERFECT CHEESE)
プレスバターサンドより1ヶ月ほど早い3月30日にオープンした「ニューヨークパーフェクトチーズ」は、世界で活躍する3人のチーズ・プロフェッショナルが監修したニューヨークスタイルのチーズ菓子専門店で、ここもゴールデンウィーク中は行列ができ、夕方には完売していた。
一番人気は、ゴーダチーズを練り込んだラングドシャ生地にふわふわのミルククリームとデンマーク産のチェダーチーズ入りホワイトチョコレートを包んだ「ニューヨークパーフェクトチーズ」(5個入り775円)で、外側のサクサク生地と中のミルククリームのとろとろ感が一緒に楽しめる。
他にも北海道マスカルポーネとクリームチーズを使ったチーズケーキ「メープルチーズ」(5個入り775円)、ラム&チーズの風味のロールケーキ「チーズエスカルゴ」(4個入り878円)の3商品を販売している。
東京駅丸の内南口が、東京駅土産の中心地になりそうだ。